K Aroma Studio (ケイ・アロマステューディオ)

「そのままで。」何もしない、のも行動のひとつ ―ベルガモット―


Bergamot

 

 

香りは時として不思議な、でも大切なことに気づかせてくれるメッセージを届けてくれます。

 

先日、イメージング・ワークで向き合ったベルガモットの香り。

私が大好きな香りのひとつ。

未熟なグリーンの果皮を絞ったエッセンスから溢れるのは、

これから太陽の光をいっぱいに浴びて成長するぞ!というフレッシュなエナジー。

「光を吸収して成長する」質はベルガモットの個性といえます。

 

これがアロマセラピーでは「光毒性」と呼ばれ嫌われてしまうのですが、

光は私たちの生命の営みに欠かせないもの。

伝統医学では、私たちの肉体に栄養を与えるのは食物で、精神に栄養を与えるのは光である、という考えがあります。

光毒性と呼ばれる質は決して悪いものではなく、

むしろは私たちに光(それは精神の成長のための体験や学び、知恵に通じます)を取り入れるよう促してくれるのです。

 

だからベルガモットの香りが好きな人は、向上心が強く、つねに自分を成長させたいと思っている人。

果皮の色のグリーンも、カラーセラピーでは「真実の探求者」と呼ばれ、自分の魂の成長のために人生を旅する人が好む色。

グリーンといえば浮かぶのは植物の葉。ツル科の植物みたいに、どんな壁があってもかいくぐって成長を続けるのびやかさと行動力の象徴です。

 

そんなベルガモットの香りに頼りたくて、イメージングである問いかけをしてみたのです。

 

前日の釈然としない出来事。

うまく解決しなければという義務感。

ある人に、ある事を伝えなければ。

伝えた方がその人のためになるだろう。

自分で気づいて欲しいけれど、それは難しそうだから私から言うしかない。

でも間違いなく気分を害すだろう。

なんて伝えたらいいのかな。

 

目を瞑ってベルガモットの香りをゆっくり吸い込み、心でつぶやきました。

 

「なんて伝えたらいいのかな・・・」

 

そして待ちます。

しばらくして届いたメッセージはひと言。

「そのままで。」

 

え???

本人に伝えるというアクションは決めていていたので、これには私も肩透かし。

 

続いて、

「動かないこと。」

「自分でいること。」

「何もしない、ということも大切。」

という言葉が浮かび。。。。

 

ベルガモットは第4チャクラ(ハートチャクラ)に繋がる香り。

第4チャクラは、第1~3チャクラが司る肉体と、第5~7チャクラが司る精神を結び付け統合する場です。

肉体と精神をつなぐ、というと難しく感じるので、

私はシンプルに「本当の思い(精神)を行動(肉体)に乗せること」と説明しています。

 

それはつまり、本当の思いにしたがって行動すること。それは、〇〇しなくちゃ。とか、誰かのために。とかじゃない。

私がどうしたいのか?にしっかり向き合う必要があります。

 

私は、迷っていました。

伝えなくちゃ、でもなんて?と。

 

ということは、迷っている自分をそのまま受け入れて、無理にアクションを起こす必要はないということ。

「何もしない」というのも行動のひとつなんですね。

何とかしなくちゃ、という思いに囚われて行動を焦っていた私。

迷っているうちは動かなくていい。

動きたくなったら、動けばいい。

 

それに気づいたら、もやもやと曇ったようなベルガモットの香りが急に軽やかに、晴れ晴れしく感じて。

香りって本当に不思議です。

 

2020年は数秘では「4」の年。第4チャクラがテーマの年です。

そしてホロスコープの世界では山羊座木星期、そしてグレートコンジャンクションが話題になっていますね。

そんな特別な1年を迎える直前に、今回のメッセージ。

 

そのままで。

 

私は私でいればいい。すべては良くなるように動いている。それを信じているだけ。

そんな確信を持って過ごしていたら、頭を悩ましていたその問題、いつの間にか解決していました。

そう、自分でいれば、大丈夫。

 

ベルガモット/Bergamot

Citrus Bergamia

ミカン科ミカン属

常緑高木類

香りの抽出部位 未熟の果皮

 

▼香りとチャクラの結びつきを知る「チャクラヒーリング・アロマコース」を開講中

 

2019年12月31日

 

この記事を書いた人

小林啓泉(ケイ)

人生を変えるアロマセラピーガイド。病をきっかけに出合ったアロマセラピーで人生が一変。その体験から「Awakening Aromatherapy®」をメソッド化。全国から受講生が集まり、「人生を変える‼ 奇跡のアロマ教室」を出版。韓国、台湾にも広まっています。

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